ハワイで今大人気のマノアチョコレートってご存知ですか?オアフ島カイルアの小さな工場で、一つ一つ丁寧に手作りされている高級チョコレートです。オーガニックで身体にも優しいチョコレートで私もとても気に入っています。甘さ控えめで、香りも高く、私はハワイに遊びにきた友人に渡すお土産No.1です。
現在はワイキキのハイヤットリージェンシーにもテイスティングが出来る店舗が出来たので、ハワイの新しいスポットとして、ぜひ行ってみてください。
定番になること間違いなしです!ハワイでチョコレートへの知識を深めると、チョコレートへの愛情と認識が変わりますよ。
マノアチョコレートとは?
2012年6月にオアフ島カイルアに誕生した安全で高品質な100%メイド・イン・ハワイ!
厳選したカカオ豆を焙煎して、殻を取り除き、豆を細かく砕きできたカカオニブを使用し、風味豊かで品質の高い、チョコレートを生産するまで、すべて手作りで、これを、Made in Hawaii from Bean-T0-Bar(豆からバーまで)と表現しているそうです。
オーナーのディランさんがハワイ大学でカカオ豆の研究に参加したことから、ハワイ大学があるManoa(マノア)という土地の名前をそのまま店名にしたそうです。農家から直接取引し、最高品質の製品を作るために共に取り組み、全ての工程をハワイでやりたいと、ハワイのチョコレート産業に貢献するという理念のもと創業されました。
ハワイにおいて“Best New Retail Business of the Year”を受賞。人気商品“BREAKFAST BAR”は特別賞でした。
また無駄を出さない生産方法にも拘って、使用するパッケージは全て自然に還る素材を使用するなど地球と環境にやさしいチョコレート作りを行なっています。
マノアチョコレートのこだわり
マノアチョコレートの製品には乳化剤(大豆レシチン)を含む一切の添加物を使用しておりません。
フェアトレードカカオ、有機砂糖、ピュアココアバター、地元ハワイで採れる食材のみにこだわり、カカオの選別からチョコレートに至るまで全ての工程をオアフ島カイルアの小さな工房で独自に行っています。
現在ハワイにはカカオ豆の木がそれほど多くない為、豆の供給が需要に追いつかず、サモアや、コスタリカなどの他国からも豆を仕入れて作っているそうですが、カカオ豆のブレンドは一切せずに産地別に作っているので、産地ごとの味をテイスティングできるのが魅力です。
カカオニブについて
チョコレートの原料であるカカオ豆をクラッシュした「カカオニブス」がマノアチョコレートの看板商品です!カカオニブスとは、チョコレートの原料であるカカオ豆を軽く焙煎して、荒くフレーク状に砕いたものをカカオニブ(cacao nibs)と呼びます。
見た目はチョコチップのようで、ビターチョコのような風味があるものの、甘味料が添加されていないため甘くはないのが特徴です。
写真:pualeilanihyattregencywaikiki
”健康維持やダイエット、美容の強い味方です!”
カカオニブスがスーパーフードと呼ばれる理由は、食物繊維、鉄、マグネシウムなどその豊富な栄養素にあります。なかでも、フラボノイドやカテキンを特に豊富に含み、口臭・虫歯予防効果など、その高い抗酸化力は食材のなかで最高値とも言われるほど。
また、エンドルフィンやセロトニンなど、美と健康に関わる多くの神経伝達物質の分泌を促すほか、細胞の酸化を防ぐカカオポリフェノールの働きがあるため、アンチエイジング効果、ダイエット効果も高く期待されているそうです。
マノアチョコレートの公式サイトには”抗酸化作用はブルーベリーの約30倍含む”と書かれていますよ!
*このカカオニブもお店で販売されているのでぜひ購入してみてください。
カカオニブスは、ちょっと小腹がすいた時などにスナック感覚でそのままポリポリと食べたり、スムージーやヨーグルト、グラノーラに混ぜたり、ヨーグルトやアイスクリーム、サラダのトッピングにするのも美味しいです。
マノアチョコレートの工場紹介
写真:pau_hana_808
工場はマノアからは離れているオアフ島の東海岸付近に位置するカイルアという街にあります。
カイルアタウン北側のグアバシフォンパンケーキで有名なシナモンズレストランが1階に入っているカイルア・スクエアビルの2Fにあり、店舗併設のとても小さな工場です。
お店に入った瞬間からチョコレートの香りが漂う店内で嬉しくなります。
木で作られた天井が高い店内で、階段で2階に上がると店舗兼工場の入口があり、ガラス張りで工場内を見学できるスペースがあり調合しているところを見れます!
日本語のテイスティングツアーは、今はやってないとのこと… でも日本人のスタッフが色々丁寧に説明してくれます。
豆の収穫から、カカオ豆を焙煎して、チョコレートになるまでが見学できます。実際に本物のカカオ豆に触れることも出来るので子供でも楽しめるところです。
また、焙煎したカカオ豆の殻を使ったポリフェノールたっぷりカカオティーも試飲できます。カカオの殻までもムダにせず、煮出してカカオティーに大変身してるんですね。
カイルアは静かなローカルハワイも堪能できる場所なので、ぜひいらしてみてください。
Manoa Chocolate Hawaii
カイルア店
住所:315 Uluniu Street Suite 203 Kailua, Hawaii 96734
TEL:+1 808-262-6789
営業時間:月~金:10:00 am – 5:00 pm 土・日:9:00 am – 2:00 pm
工場見学ツアー
開催日:毎週火曜日3:00 PM~
料金:$10 (45分ほど)
予約:必要(電話ORインタネット)
※子供向けツアー(水・金・土曜日)、プライベートツアーも実施されているので、詳細はお電話でお問い合わせください。
TEL:+1 808-262-6789
HP:manoachocolate.com
ワイキキ店ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート アンド スパ1F
住所:2424 Kalakaua Avenue.,Honolulu,
TEL:+1 808-262-6789
営業時間:10:00〜22:00
2017年末に待望のワイキキ店がオープンしました!今まではカイルアまで行かないといけませんでしたが、ワイキキで気軽にテイスティングして買えるようになりました!場所はワイキキビーチ「ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチリゾート&スパ」建物内1階です。
カイルア店のように工場はありませんが、ショップには厳選されたカカオ豆を使用しカイルアの工場で生産されたチョコレートの販売、またカカオエデュケーションをしてくれます。
沢山あるので、どれにしようか迷っていると店員さんが優しく声をかけてくれて、テイスティングもさせてくれます。
営業時間内なら予約不要でいつでも、ハワイ産のカカオ豆以外にも、ベルー、エクアドル、ブラジルなど、カカオの各産地別、また濃度別にテイスティングでき楽しめます。新しいチョコレートの楽しみ方ができます。
カカオエデュケーションでは、チョコレートが出来るまでの過程や産地、カカオ比率60%〜85%の違い、配合、フレーバーなどテイスティングを交えながら丁寧に解説してくれます。ワイキキ店は夜22時まで年中無休でオープンしておりますので、お食事終わった後など、ブラリと行ってみてください。
チョコレート以外にも、カカオ豆を使った商品もそろっているので、こちらもお勧めです。
マノアチョコレートの種類の紹介
沢山種類があるので、私の気になるいくつかをご紹介します。
ブレックファストバー ハワイアンコーヒー&ニブ
原料 : カカオニブ、きび砂糖、ココアバター、脱脂粉乳、コーヒー豆
容量 : 1.76オンス(50g)
看板メニューで一番の人気商品。カカオ60%配合にワイアルアのコーヒー豆とカカオニブがトッピングされたダークミルクチョコレートバーです。焙煎されたカカオニブとコーヒー豆の苦味、そしてチョコレートの甘味が癖になる味わい。コーヒーと一緒に食べるのもよし、チョコレートだけで味わうのもよしのシリアルに砕いていれるのもよし、どんなものとも相性抜群のチョコレートバーです。
2014年 North West Chocolate Festivalにて部門賞受賞。焙煎したカカオ豆を砕いてチップ状にしたものです。
72%ゴートミルク
ヤギミルクを使用したペルー産カカオ72%のマノアチョコレートのミルクチョコレートで、一般的なミルクチョコレートと異なるフレーバーが特徴です。
ミルクっぽい感じの香りは強くせず、割ると香ばしいミルクっぽい香りがほのかに漂います。カカオの産地や含有量は時期によって変更になる場合があるので、69% ゴートミルクになるときもあるそうです。
コスタ スメラルダス70%
原料 : カカオ、キビ糖、カカオバター
容量 : 1.76オンス(50g)
エクアドル エスメラルダス地方のカカオ豆72%を使用したチョコレートです。原材料はカカオマス、きび砂糖、ココアバターです。コスタリカの風味豊かな苦みが少なく、酸味やロースト感も優しく流れて心地が良いです。
ハワイダークチョコレート70%
写真:tsuna901
原料 : カカオニブ、きび砂糖、ココアバター
容量 : 1.76オンス(50g)
2017年11月、パリで開催されたチョコレートの祭典“サロン・デュ・ショコラ”で、最優秀賞を獲得したチョコレートです。ハワイ島ヒロ地域のカカオ豆のみを使用し作った高品質なカカオダークチョコレートで、ハワイ産カカオのチョコレートの中でもお土産としても人気のある商品です。
ヒロは休火山マウナケアと活火山マウナロアの間に位置する熱帯雨林地帯で、年間平均275日(年間のおよそ4分の3)は雨、そしてその降雨量もカカオ栽培に向いていると言われています。
ハワイミルクチョコレート50%
原料 : カカオニブ、きび砂糖、ココアバター、脱脂粉乳
容量 : 1.76オンス(50g)
ハワイ島ヒロ地域で収穫されたカカオ豆のみを使用し作ったカカオ50%のミルクチョコレート。ハワイ島ヒロ地区の小規模な農場で、1つ1つ手で収穫されたカカオを使用しています。
高品質なハワイ産カカオのチョコレートはまだ希少とされ、現地でもお土産品として大人気の商品です。
ハワイアンシーソルト72%
原料 : カカオニブ、きび砂糖、ココアバター、食塩
容量 : 1.76オンス(50g)
マノアチョコレート シーソルトバーSLT
様々な岩塩が調合されていて、岩塩により甘みがいっそう引き出されたカカオ豆の甘みが特徴1000年以上続くハワイの伝統的な塩作りで、昔のハワイアンの人々はこのソルトを医薬品やスピリチュアルな儀式にも使用していました。
美しいハワイ モロカイ島沖の純粋なミネラルたっぷりの海水で生成されたシーソルトを使用しています。 ダークチョコレートとの相性がよく、人気の商品です。
60% ダークミルク with アリイ クラ ラベンダー
マウイラベンダーはカカオバターを1週間浸し、ダークミルクチョコレートにクリーム色の花の味を添えたフレーバーチョコレート。ラベンダーの香りがふわっと広がり、なんとも言えない絶妙な味わいが癖になる商品です。
100%カカオニブ
新鮮なロースト100%カカオニブです。抗酸化物質、マグネシウム、カリウム、および鉄がつまったスーパー食品といわれています!栄養価が高く、スムージーやサラダに振りかけて美味しく食べられるということで人気です。
55% カカオ ハワイアン カカオ ニブ バー
55%カカオハワイのチョコレートには、トーストされたカカオニブが使用され、フルーティーな香りが特徴です。フルーツの豊かな香りとカカオニブのクランチが絶妙なマッチング。ワイアルアエステート専用のギタルトチョコレートで製作されています。
まとめ
通常の安めのチョコレートはカカオ豆が10%程度しか含まれていないのに比べ、ここは厳選したカカオ豆のチョコレートです。種類が沢山あるので気になるカカオバーを見つけたらテイスティングしてみてくださいね。
自分用にもご家族やお友達用へのお土産としても購入したい、という方はまとめ買いがお得です。チョコ・バーの価格は、1枚10ドル(+税)3枚で5%OFF、4個で10%OFF、6個以上購入で20%OFFの割引があります。また、7個以上の購入で高級感溢れるヴィンテージボックスに入れてくれます。
ハワイのお土産に、沢山の種類の中から自分チョイスのものでメイド・イン・ハワイのお土産を選ぶのも楽しいです。
ぜひぜひ、訪れてみてください。
公式Webサイト:http://manoachocolate.com/
日本語サイト:http://manoachocolate.com/pages/nihongo
LINE@では現地で『今日こんなことしたけどいいモデルコースない?』や『今ワイキキのここだけど美味しくて安いレストランない?』などにお答えするWEB版コンシェルジュをしています。
他にも、オーダーメイドのハワイ在住者が案内するプライベートツアーやビーチフォトのお問い合わせや、ハワイの裏話やトラブルになどをお届けしています。